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日本へ留学中の学生による多言語ブログを紹介  -外国人から見た日本とは? 日本人とは?  いろいろな国のJPNAVI(多言語日本進学情報サイト)サポーターとの日々の出来事。 
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「ボーナスが出たから、これを使って旅行に行こう」
「冬の旅行に向けて、今からお金を貯めている」


こんな人も多いのではないでしょうか。

ただそんなときに頭をよぎるのは「お金」と「言葉」の問題。ここではこの2つの違いと費用について見ていきましょう。




実はツアーの方が安くなる場合も…言葉の心配もいらない

「ツアーは至れりつくせりだから、個人で行くよりも高い」と考えている人も多いのではないでしょうか。

しかし実際には、ツアーの方が安くなることもあります。「団体割引」があるように、大勢でいくとその分一人ひとりの代金を抑えることができるからです。

また、ツアーの場合は基本的には添乗員が同行するケースが多いため、言葉の問題もそれほどのしかかってはきません。

トラブルが起きたときでもすぐに対応してもらえます。加えてツアーの場合は、個人では入ることのできない特別なスポットなどにも案内してもらえることがあります。

私がローマに行ったとき、通常では立ち入れない場所にツアーのお客様が入っていて、随分羨ましく思ったものです。

個人旅行のメリットと料金について

ただ、個人旅行にも多くのメリットがあります。

個人旅行でツアーとまったく同じグレード・同じ日程にするとツアーよりも高くなることが多いでしょう。

しかし個人旅行は、自分自身で旅のグレードを選ぶことができるため、ホテルや飛行機、時期を選ぶことで、ツアーより安く旅行できる可能性があります。

また、個人旅行は何よりも自由度が桁違いです。どこに何をしに行っても、時間的な制約に縛られることがありません。

美術館で1日のんびりすごしてもよし、1日に5か所以上の観光地を巡るハードスケジュールにしてもよし、夜の街並みを散歩したり、高級レストランに行ったりすることもできます。

現地についてからスケジュールを練ることもできるし、自分の望むグレードに合った旅行を自由に組み立てられます。この「自由度の高さ」は、一度味わうと癖になるほどです。




個人で通訳を雇うといくらくらいかかるのか

私は以前、ドイツに家族と旅行に行きました。途中で家族とは別行動になるため、家族には通訳を付けました。(自分にはなし)

そのときの金額が、1日で5万円程度だったと思います。これは特段高い値段ではありません。

ドイツ語の通訳を取り扱っている企業の費用と見比べてみても、妥当な金額だとわかります。ただし、英語のように比較的使える人の多い言語であるなら、もう少し安くなるかもしれません。

もしあなたが、「個人で旅行をしたい。でも言葉が不安だから通訳をつけたい」と考えたとしましょう。

その旅行のプランや行き先にもよりますが、通訳を1日個人で雇うとするならば、3万円~5万円の出費は覚悟しなければなりません。

3日間滞在するとなると、これだけで15万円です。

このように考えていくと「個人の旅行で通訳を雇うこと」が非常に大きな金銭的負担になる、ということがわかるでしょう。

ただ、添乗員は1人で多くの人を見るので、あなたの専属の通訳になってくれるわけではありません。

しかし個人で通訳を雇った場合、どんな小さなことでも頼ることができるのは大きなメリットです。




・ 金額を安くあげつつ自由度の極めて高い旅行をしたいのであれば、通訳なしの個人旅行を。
・ 金額を安くあげつつ安心と観光を楽しみたいのであれば、ツアー旅行を。
・ 自由度の高さと言葉のギャップを最大限埋めたいのであれば、通訳ありの個人旅行を。

このようにして使い分けていきたいものですね。(執筆者:鍋谷 萌子)
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●教育リソース、教育満足度、教育成果、国際性の4分野の指標で教育力を重視
●国際性のスコアが世界ランキングとの違いの主たる要因になった
●ST比等の教育リソースが私立共通の弱点

 「教育力重視」を掲げるランキングならではの結果は、偏差値以外の大学選びの基準を求める高校生や高校教員、保護者の注目を集めそうだ。強い影響力を誇るTHEのランキングによって、世界各国にいる留学希望者の間で日本の大学への関心が高まることも期待される。
THE国別ランキングの2か国目として150大学をランキング

 「THE世界大学ランキング 日本版」はTHEが今後力を入れる国別の大学ランキングで、日本版はアメリカ版に次いで2か国目となる。世界ランキングが大学院の研究力に比重を置いた評価指標を採用しているのに対し、日本版では学部の教育力を重視している点が特長だ。THEがランキングを作成し、ベネッセグループはそのサポート役を務めた。
 資金力や学生一人あたりの教員数などの「教育リソース」、高校教員の評判調査に基づく「教育満足度」、企業や研究者の評判調査に基づく「教育成果」、学生数や教員数に占める外国人の比率を見る「国際性」の4分野について、公表されているデータや大学入力データ、各種調査等を基に評価し、150大学をランクづけした。

評価指標
「早稲田は国際性、慶應はリソース」と強みの違いが鮮明に

 2016年9月に発表された「THE世界大学ランキング」で980位までにランクインした国内69大学のうち63大学が、今回も150の中にランクインした。
 トップの東京大学は教育成果が1位で、教育リソースと教育満足度は2位だった。一方で国際性は54位で、他の分野との順位の落差が目立つ。東北大学は国際性で東京大学と京都大学を上回り総合2位になった。ただ、東北大学も国際性の順位は41位にとどまっている。これら3大学をはじめランキング上位の国立大学を分野別で見ると、教育満足度と教育成果の両分野でトップ集団を形成する一方、国際性では私立大学や一部公立大学に及ばず、国際性の順位はおおむね20位~60位となっている。
 私立トップは総合ランキング10位の早稲田大学で、次が11位の慶應義塾大学。分野別に見ると、国際性は早稲田が17位で慶應は130位、教育リソースは慶應53位で早稲田86位と、強い分野の対比が鮮明になった。

上位50大学の内、国立33校、私立12校、公立5校となっている。
世界ランキングでランク外だった文系大学も加わり多彩な顔触れに

 今回の上位50大学の中には、世界ランキングでランク外だった一橋大学(今回14位)、国際基督教大学(同15位)など、文系中心の大学を含む計12校が名を連ねる。一橋大学は産業界と高校教員の評判調査がそれぞれ反映される教育成果(11位)、教育満足度(16位)の高さが目を引く。
 一方、残り11校にほぼ共通する強みは国際性だ。この分野で9位の国際基督教大学を筆頭に、国際教養大学(総合20位、国際性13位)、会津大学(同23位、12位)、立命館アジア太平洋大学(24位、1位)、東京外国語大学(27位、6位)、神田外語大学(46位、19位)、福岡女子大学(48位、7位)などが該当する。この強みが必ずしも広く知られていない大学もあり、今回のランキングによって「国際的な環境で学びたい」という高校生や海外の留学希望者の間での存在感向上が期待される。
 国際性は世界ランキングでも評価対象になっているが、そこでは研究力重視の観点から採用されている国際共著論文数が教育力重視の日本版では除外されたこともあり、文系が多数を占める私立大学の順位を押し上げたと考えられる。
国立以上に強い分野を持ちながら教育リソースは弱い私大陣

 総合ランキングでトップ層や各エリア拠点の国立大学に迫る私立大学の中には、それぞれ国立大学を上回る分野を持ちながら教育リソースで引き離されるというケースが目につく。
 教育リソースは国立大学、医療系大学などに有利に働くことが多く、大学の属性によって差のつきやすい項目と言える。ただ、これら以外の属性でも教育リソースのスコアが高い大学はある。そうした大学が、学生に対する手厚い教育環境の提供、入試合格者レベルの向上、教員による論文執筆や外部資金獲得の推進にどう取り組んでいるかは、高校にとっても注目すべき情報と言えそうだ。
 ベネッセグループは今回のランキングを、強みを伸ばし、弱点を補強して自学の教育力をバランスよく向上させてより良い方向に導くための参考材料の一つにしてほしいとの考えだ。
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